2025.9/13(サロン・ド・マッスルラボ大森)
Vol.23
題名:ゼロ打ち
著者:相場英雄
発行:(株)角川春樹事務所
2024年3月8日 第一刷発行
本の題名に「ゼロ打ち」と書かれていたので、何のことかと思ひ、表紙を見ると、政治と金の深い闇。
政界のタブーに忖度なしで斬り込むとのことだったので、自民党の総裁選も近い様ですので、読んでみようと思ひました。
ゼロ打ちとは、開票率0パーセントに近い時点で当選確実を報じることのようです。
事前アンケート等を大量に行ったりして、開票前から各メディアが当確の早さを競っている状況が詳しく分かりました。
本では有名な大学教授が選挙に立候補して、応援する振りをして、選挙資金を収集しようとする人がいて裏金を積み上げ、それに気付いて警察に相談した人が自然死に見せかけて殺され、都知事、都議会議員、警察が真実を隠そうとしているが、一人で立ち向かう記者が奮闘する話です。
リアル過ぎて、読んでいる時は本当の話じゃないのか?と確信してしまう人が多く出てくると思ひます。
そう思ってしまう都知事の人柄なのか?作者の腕なのかは?読者の判断に任せます。
たまたま、ネットニュースを見ていると、自民党総裁選に名乗りを上げたといふ記事があったので、読んでみて、その記事の大量の口コミも表示されていたので見てみると、頼むから立候補しないでくれや実力不足等のコメントだらけでした。
国民と政治家の考えにはギャップがあるようです。
海外の選挙を見ても、同じ様な感じで嫌で嫌でたまらずに、国外脱出する人もいるくらいなので、どの国でも、頼むからお前だけは出ないでくれと思われる人に限って、なりたがるといふ決まりになっている様です。
そんなことはないだろうと反論する人がいるかもしれませんが、現実を見てから考えるとぐうの音も出ないと思ひます。
この本を読んでも、裏金を作ることが第一目標となって政治家をしているといふ信じられないことも、現在では当たり前に行われていたといふことでしょう。
それに立ち向かった真面目な議員は消されるといふ話ですが、政治の闇を垣間見ることが出来て、スリルのある面白い小説でした。
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