2025.12/27(サロン・ド・マッスルラボ大森)
Vol.34
題名:骸の鍵
著者:麻見和史
発行所:双葉文庫
2025年6月14日 第1刷発行
12月は本を10冊迄、借りられるので借りました。
初めて読む作家の本なので、どんな話かは全く分かりませんでしたが、鍵に異常に興味を持っている犯人が仕掛けてくる犯罪に筋読みの得意な刑事が追い詰めるといふ話です。
ジェフリー・ディーヴァーの中に出てくるウォッチメイカーは時計に異常に興味を持っていて、誰も真似のできない精巧な時計を作ったり誇りを持っているので少し似ているように感じました。
読んでいると直ぐに犯人が分かってしまったと思い、速すぎると思いながら読んでいると、全然違った展開になってきて予想と違って面白かったです。
警察に協力する鍵師も独学で誰も真似の出来ないレベルに到達しているので、小説に出てくるウォッチメイカーやロックスミス(鍵前師)等も物に対する異常な執着で、プロや専門家の中でも一人だけ飛び抜けた実力を獲得して過剰な自信と腕前を手に入れるのだと思ひます。
捜査に協力するいい鍵前師ならいいですが、警察小説に出てくるとなると、全員がいい人では小説が成り立ちませんので、今後とも警察小説の中では存分に実力を発揮してください。
最後の方にロックスミスが鍵に執着する事になった理由も明かされていて、色々あるのだなと思ひました。
2025年は121冊読破。
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